本日は飯能の古久やさんにお伺いしました。
それではレポートスタート(^o^)/
飯能市は埼玉県の南西にあり人口は8万人である。山が美しい落ち着いた町だ。飯能駅は西武池袋線の始発が出る駅で、池袋からは特急で40分である。こんなに便利なのに山が近く、自然がいっぱいで都会の喧騒は遠い。
最近は移住ブームらしいが、飯能は関東ではかなり上位の人気移住地だと言う。なるほどなぁと納得する。
今日は会社の大先輩だったYさんを訪ね当地に来た。Yさんは私が新入社員で青森に赴任した時の課長であった方だ。当時は言葉に尽くせぬほどお世話になった。
40年近くの歳月を超え、こうしてまた一緒に時間を過ごせるのは望外の幸せである。
飯能に来て訪れるべき店と言えば、やはり「古久や」であろう。100年以上も続く武蔵野うどんの老舗であり名店として名高い。しかも、ここは日・祝休みで月~土の11:00~14:10(LO)しか店を開けていないので、来店ハードルが非常に高いのである。
Yさんにお願いしてお店に案内していただいた。
古民家の風情。
入ってみると昔ながらのお店の空気が懐かしく好ましい。昭和の雰囲気である。
靴を脱いで畳に上がり胡坐をかき、相席の大きなテーブルにYさんと向かい合わせに座る。
メニューはこんな感じ。
10分ほどで到着。
うどんは想像していたよりかなり細く、他の武蔵野うどんの店とは一線を画す佇まいである。うどんを入れる丼も、つけ汁を入れる器も小さめだ。しかし、このボリュームはどうだ!
これで普通盛りなのである(゚Д゚)
天ぷらは揚げたてではないものの、どっしり貫禄がある。
うどんはつやがあり美しい。伝統と歴史を感じる。
つけ汁は醤油の黒が濃い。
豚肉、大きく切って煮込んだネギ、椎茸がどっさり入っていて、散らした三つ葉がアクセントである。
天ぷらもボリューム満点だ。食べやすいように4つにカットしてある。
うどんをつけ汁につけ食すと、コシのある端正なうどんに、豚肉と椎茸が溶け込んだ醤油の出汁が絶妙にマッチして美味である。
どんどん箸が進み、あっという間に完食と相成った。
食後に秩父へドライブしようとお誘いを受け、Yさんの車で秩父ミューズパークへ向かった。
同地ではイチョウ並木が陽光に映え美しく輝いていた。
秋の陽を浴びた音楽寺十三権者の石像。
お参りを終え、飯能のYさんのご自宅にお招きいただき、奥様が無農薬有機栽培で作った、目を見張るほど美味しい野菜料理などをいただきお酒を酌み交わし、ただただ感激した一日であった。
しかし、あの頃22歳の私と39歳のYさんが、40年後にこんな素敵な秋の一日を秩父の山で過ごすことが想像できたろうか。
しかし、あの頃22歳の私と39歳のYさんが、40年後にこんな素敵な秋の一日を秩父の山で過ごすことが想像できたろうか。
人生はなんと深淵で儚く、そして時に温かいのか。
この一日はかけがえのない人生の温かい1ページだ。
Yさんと奥様と神様に感謝しよう。
くわしね度:9.1点
住所:埼玉県飯能市八幡町6-9
経路:西部池袋線飯能駅徒歩7分
営業時間:11:00~14:10(LO)
定休日:日曜・祝日
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